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株式会社REPRESENT(レプリゼント)ブログLINE公式アカウントを活用したお客様との信頼づくり:ファン化の第一歩は“身近な接点”から
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2025.6.29
LINE公式アカウントを活用したお客様との信頼づくり:ファン化の第一歩は“身近な接点”から

はじめに:いま「信頼」が売上を左右する時代
SNSや広告を駆使して集客しても、「購入されない」「リピートが続かない」
そんな悩みを抱える企業が増えています。そこでカギを握るのが“信頼構築”です。
中でも、今注目を集めているのが「LINE公式アカウント」を活用した信頼醸成。
日本国内で圧倒的なユーザー数を誇るLINEは、
実は企業と顧客の関係性を強化するための最強ツールでもあります。
この記事では、LINE公式アカウントを活用して「お客様との信頼関係を深める方法」について、
具体例・運用ポイント・成果事例を交えて徹底解説します。
なぜLINE公式アカウントが信頼構築に向いているのか?
圧倒的な普及率と“生活インフラ”化
LINEの国内月間アクティブユーザー数は約9,500万人。
これは日本人口の約75%以上に相当し、若年層〜シニア層まで幅広くカバーしています。
メールのように“読まれずに終わる”ことが少なく、プッシュ通知で即時接触が可能です。
顧客にとって心理的距離が近い
LINEは「家族・友人とのやりとり」の場でもあるため、企業からの情報も「DM」や
「メールマガジン」よりも“身近”で親しみを持たれやすい傾向にあります。
信頼づくりに効くLINEの3大機能
① あいさつメッセージ:最初の印象を握る鍵
友だち追加された瞬間に自動で送れる「あいさつメッセージ」は、まさに第一印象を決定づける接点。
▶ 活用ポイント
- 企業の「理念」や「想い」を短く伝える
- クーポンや無料相談など“メリット”を添える
- 「気軽にご相談ください」の一言で安心感を
② リッチメニュー:親しみと導線の最適化
LINEの下部に常時表示されるリッチメニューは、
WEBサイトやサービスへの導線強化として活用できます。
▶ 信頼構築で使えるリッチメニュー例
- お客様の声(リンク付き)
- よくある質問(Q&A)
- 担当者の紹介
- 「お問い合わせはこちら」ボタン
視覚的にも分かりやすく、タップしやすい設計はユーザー体験=信頼に直結します。
③ チャット対応:顔が見えるサポート体制
LINEチャットでの1対1のやり取りは、まさに人間味のある信頼構築の要。
▶ チャットで意識したいポイント
- できるだけ“人”としての文体(絵文字・語尾)
- 即レスできない場合は「受付完了」の自動応答
- 名前を呼ぶなど“パーソナル感”を出す
LINEの“返信しやすさ”は、顧客の「相談・問い合わせ」のハードルを一気に下げます。
LINEで信頼が高まる“コンテンツ”配信とは?
① 教育・啓蒙型コンテンツ:知識提供で信頼を得る
例:
- 美容室 →「カラーが落ちにくいシャンプーの選び方」
- 不動産 →「賃貸と購入、どっちが得?」
- 整体院 →「腰痛のタイプ診断」
“売り込み感ゼロ”なのに役立つ情報は、読者の好感と信頼を同時に得られます。
② ビフォーアフターやお客様の声
リアルな体験者の声ほど信頼を醸成するものはありません。
写真付きや、名前(イニシャル)入りだと効果はさらにUP。
③ 担当者コラムや裏話
「どんな人が対応してくれるの?」という不安に応えるため、
スタッフ紹介や日常のひとことなど、人間らしさを出す配信も効果的。
成功事例に学ぶ:LINEで信頼を勝ち取った企業たち
美容サロンの事例
- 定期的に「お客様の声」と「季節限定メニュー」を配信
- 誕生日には手書き風メッセージ+割引クーポン送信
- 結果:月の再来店率が30%→54%に改善
地方の整体院
- 「腰痛セルフチェック」など役立つ配信を週1で実施
- 「本日キャンセル出ました」など即時情報で信頼感UP
- 結果:他院からの乗り換え増&予約待ち3週間へ
LINE公式アカウント運用時の注意点
- 過剰な配信で“通知疲れ”を起こさない(月2〜4回が目安)
- 定型文ばかりではなく、“人”の温度感を大切に
- LINE内だけで完結せず、他チャネルへの導線も設計する(HP・Instagramなど)
まとめ:信頼は“コミュニケーションの質”から生まれる
LINEはただの告知媒体ではありません。
それは「顧客と1対1で向き合える貴重な場」であり、ファン化への第一歩を担う重要な接点です。
- あいさつメッセージで“感じの良い第一印象”を
- リッチメニューで“信頼感あるナビゲーション”を
- チャット対応で“心の距離を縮める対話”を
これらを丁寧に積み重ねれば、あなたのブランドは確実に“選ばれる存在”になります。