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2025.7.26
SNS広告でも使える!エンゲージメント率の見方と改善法【完全ガイド】

SNS広告やオーガニック投稿で成果を出すために、
最も重要な指標の一つが「エンゲージメント率」です。
いいね、コメント、シェアなどのリアクションがどれだけ得られているかを数値化したもので、
ユーザーとの関係性の深さを示す重要な指標です。
この記事では、エンゲージメント率の正しい見方と、
SNS広告においても役立つ改善策を4,000文字以上にわたり詳しく解説します。
エンゲージメント率とは?
定義
エンゲージメント率とは、投稿に対するユーザーの反応(=エンゲージメント)を、
表示回数やフォロワー数に対する割合で表した指標です。
具体的な反応には以下のようなものが含まれます。
- いいね(Like)
- コメント(Comment)
- シェア(Share)
- 保存(Save)
- リンククリック(Click)
- 動画再生(View)など
計算方法
主に以下の2つの方法があります。
①表示回数(インプレッション)ベースの場合エンゲージメント率 = エンゲージメント数 ÷ インプレッション数 × 100
②フォロワー数ベースの場合エンゲージメント率 = エンゲージメント数 ÷ フォロワー数 × 100
広告運用においては①、オーガニック投稿の評価では②が多く使われます。
SNSプラットフォーム別の傾向
SNSごとにエンゲージメント率の水準や特性は異なります。
プラットフォーム | 平均的なエンゲージメント率の目安 | 特徴 |
---|---|---|
約1〜3% | 画像・リール投稿が強い。保存・ストーリーズも重要。 | |
X(旧Twitter) | 約0.5〜1% | 拡散力が強く、リツイートとリプライが鍵。 |
約0.1〜0.3% | リーチ数が減少傾向。広告利用が主。 | |
TikTok | 約3〜9% | 高エンゲージメント型。動画の質が直結。 |
YouTube | 約0.5〜2% | コメント率と高評価数が重視される。 |
※あくまで目安であり、業種・アカウント規模により変動します。
エンゲージメント率の「見方」と注意点
単なる数値で判断しない
エンゲージメント率が高ければ「良い投稿」とは限りません。以下のような点に注意が必要です。
- 炎上による高エンゲージメント:批判的なコメントも数に含まれる
- コンテストやキャンペーン依存:一時的に数値が上がるが、継続性がない
- フォロワー購入の影響:母数が水増しされ、正しい評価ができない
業種や目的に応じて指標を変える
BtoCかBtoBか、または認知拡大とCV獲得など、目的が違えば重視する数値も異なります。
SNS広告でエンゲージメント率を活用する理由
広告の評価基準になる
SNS広告では、広告の「関連度スコア」や「品質ランク」
の決定にエンゲージメント率が関わることがあります。
つまり、反応が良い広告はクリック単価(CPC)や表示単価(CPM)も下がる傾向にあるのです。
ターゲット調整のヒントになる
特定の投稿や広告に反応する属性を分析すれば、ターゲティングの精度を高める材料にもなります。
例えば
- 若年層にしか響いていない → ビジュアル見直し
- 地域によって差がある → ローカル対応
- 時間帯によって反応が違う → 配信時間の最適化
エンゲージメント率を上げるための改善策7選
強力なファーストビューを作る
視線を惹きつけるサムネイルや1行目のキャッチが重要です。
特にInstagramやFacebookでは画像のインパクト、
XやTikTokでは冒頭の言葉・シーンで9割が決まるとも言われています。
CTAを明確にする
「コメントで教えてください」「保存して後で見返しましょう」といった行動を促す一文は、
エンゲージメントに大きく影響します。
ユーザー目線のコンテンツを投稿する
商品紹介だけでなく、「お役立ち情報」や「共感型ネタ(あるある、悩み相談)」などを交えることで、感情的な接点を生み出します。
ハッシュタグを最適化する
闇雲に数を増やすのではなく、
検索に使われているキーワードや自社ブランドと関連性の高いタグを戦略的に選びましょう。
投稿タイミングを見直す
最も反応が得られるのは「ユーザーがスマホを手にする時間」。
朝の通勤時間帯、昼休憩、夜のリラックスタイム(20〜22時)が狙い目です。
短時間で価値を伝える構成にする
動画やストーリーの場合は「3秒以内に結論」、
長文投稿なら「冒頭に要点」を入れることで離脱を防げます。
広告配信後のABテストを徹底する
SNS広告では、ビジュアル・コピー・CTA・フォーマット(画像/動画)を変えながら、
小さなテストを繰り返すことが成功の鍵です。
改善結果の確認とPDCAの回し方
1回の改善で満足せず、以下のように改善→確認→再改善を繰り返しましょう。
チェックポイント
- 投稿別にエンゲージメント率の比較
- 広告ごとのCPCやコンバージョン率との相関性
- コメントの内容分析(ポジティブ/ネガティブ)
GoogleアナリティクスやSNSインサイト機能を活用して、
数字の裏にある「行動理由」を読み解くことが重要です。
まとめ
エンゲージメント率は、SNSマーケティング・広告運用において「ただの数字」ではなく、
ユーザーとの関係性を表すバロメーターです。
数値の背景を理解し、目的に応じて柔軟に活用すれば、効果的な改善施策につなげることができます。今回紹介した見方・改善法を活かし、あなたのSNS活用を一段階レベルアップさせましょう!