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株式会社REPRESENT(レプリゼント)ブログ習慣が崩れたときに「絶対やってはいけない行動」
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2025.12.16
習慣が崩れたときに「絶対やってはいけない行動」
立て直せる人と、完全にやめてしまう人の決定的な違い
習慣は「崩れるもの」だと知っていますか?
まず大前提として、習慣は必ず一度は崩れます。
毎日続いていた勉強、運動、日記、発信。
どんなに意志が強い人でも、
- 忙しかった
- 体調が悪かった
- 気分が落ちていた
- 予定が狂った
こうした理由で、必ずどこかで途切れます。
問題は
「崩れたこと」そのものではありません。
本当に重要なのは、
崩れた“あと”に何をするか。
ここで取る行動次第で、
- すぐ立て直せる人
- そのままフェードアウトする人
に分かれます。
この記事では、
習慣が崩れた瞬間に絶対やってはいけない行動と、
その理由・正しい立て直し方まで解説します。
絶対にやってはいけない行動①
「自分を責める」
これは、最も多く、最も破壊力のある行動です。
- 「また三日坊主だ…」
- 「自分は意志が弱い」
- 「やっぱり続かない人間なんだ」
この“自己攻撃”は、
習慣の再開をほぼ不可能にします。
なぜダメなのか?
心理学では、人は
「自分を否定した行動」を避ける傾向があります。
つまり、
習慣=自分を責めた記憶
→ 脳が無意識に避ける
という状態になる。
習慣が続かなくなる最大の原因は、
行動そのものではなく「感情の痛み」です。
絶対にやってはいけない行動②
「完璧に戻そうとする」
崩れた翌日にやりがちなのが、これです。
- 昨日できなかった分を一気にやる
- いつも以上に頑張る
- 完全復帰を目指す
一見、前向きですが、これは逆効果。
なぜダメなのか?
崩れた直後は、
- モチベーションが低い
- 自信が下がっている
- 疲労が残っている
状態です。
そこに高負荷をかけると、
「やっぱり無理だ」
→ 習慣そのものをやめる
という流れに入りやすくなります。
絶対にやってはいけない行動③
「ゼロか100かで考える」
- できなかった=失敗
- 毎日やれないなら意味がない
- 一度崩れたら終わり
こうした白黒思考は、習慣の天敵です。
なぜダメなのか?
習慣は「連続」ではなく
**「回数の積み重ね」**で効果が出ます。
1日休んだだけでゼロになることはありません。
それなのに、
「途切れた=価値がなくなった」
と考えると、再開する理由そのものを失ってしまいます。
絶対にやってはいけない行動④
「原因を“意志の弱さ”にする」
これは非常に多い誤解です。
- 続かなかったのは自分のせい
- 意志が弱いから
- 根性が足りない
しかし実際は、
習慣が崩れる原因の9割は「設計ミス」です。
例
- 忙しい時間帯に設定していた
- 量が多すぎた
- 休む前提がなかった
- 体調変動を考慮していなかった
意志の問題ではなく、続かない仕組みだっただけ。
ここを間違えると、何度でも同じ挫折を繰り返します。
絶対にやってはいけない行動⑤
「何もせず、放置する」
- 今日はいいや
- またそのうち再開しよう
- タイミングを待とう
これは一番“静かに終わる”パターンです。
なぜ危険なのか?
脳は「空白期間」が長くなるほど、
再開コストを大きく感じます。
1日 → 3日 → 1週間 → 1ヶ月
と時間が経つほど、
「今さら戻れない」
という心理が強くなります。
では、崩れたときに「やるべき行動」は?
ここからが重要です。
正解はこれです
「崩れた直後ほど、超小さく戻る」
習慣が崩れたときの正しい立て直しステップ
ステップ①:評価をしない
× 良い・悪い
× 成功・失敗
○ 「今日はできなかった」で止める
ステップ②:最低ラインまで落とす
- 1分
- 1行
- 開くだけ
“やった感”より“途切れさせない感覚”を優先。
ステップ③:原因を「環境・設計」から探す
- 時間帯が悪かった?
- 量が多すぎた?
- 休みを想定してなかった?
自分を責めず、仕組みを修正する。
ステップ④:「戻れた自分」を評価する
崩れたあとに戻れたこと自体が、最大の成功体験です。
習慣が続く人が持っている「考え方」
- 習慣は崩れる前提
- 戻ることも習慣の一部
- ゼロにしなければOK
- 完璧より再開スピード
この考え方がある人は、多少崩れても必ず戻ってきます。
まとめ:習慣は「続ける力」より「戻る力」
最後に大切なことをまとめます。
習慣が崩れたときに絶対やってはいけない行動
- 自分を責める
- 完璧に戻そうとする
- 白黒思考になる
- 意志の弱さのせいにする
- 放置する
代わりにやるべきこと
- 評価しない
- 超小さく戻る
- 設計を見直す
- 戻れた自分を認める
キャッチコピー
習慣は「崩れない人」が続くのではない。
「崩れても戻れる人」が続けられる。