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2026.7.20
WordPress案件でよくあるトラブル集|現場で本当に多い問題と解決方法を徹底解説
WordPressは世界中で最も利用されているCMSです。
企業サイト。
コーポレートサイト。
採用サイト。
ブログ。
LP。
ECサイト。
さまざまなWebサイトで利用されています。
しかし、その便利さの反面、実務ではさまざまなトラブルが発生します。
実際、Web制作会社やフリーランスとしてWordPress案件に携わると、
「こんなことでサイトが表示されなくなるの?」
「昨日まで動いていたのに…」
という経験をすることも少なくありません。
今回は、実際の制作現場でよくあるWordPressのトラブルと、その原因・対処法を紹介します。
これからWordPressを学ぶ方はもちろん、実務経験が浅い方にも役立つ内容です。
① 真っ白な画面(ホワイトスクリーン)
WordPress初心者が最も焦るトラブルの一つです。
突然サイトが真っ白になり、
管理画面にも入れないことがあります。
主な原因
・PHPの記述ミス
・functions.phpのエラー
・プラグインの競合
・PHPバージョンの不一致
解決方法
まずはエラー表示を有効にします。
define('WP_DEBUG', true);
define('WP_DEBUG_LOG', true);
define('WP_DEBUG_DISPLAY', false);
これでwp-content/debug.logにエラー内容が出力されます。
エラー内容を確認すれば、多くの場合は原因が分かります。
② CSSが反映されない
「コードは合っているのにデザインが変わらない。」
これは非常によくあります。
原因
・ブラウザキャッシュ
・CSSキャッシュプラグイン
・セレクタの優先順位
・読み込み順
対策
まずはスーパーリロード(Ctrl+Shift+R / Cmd+Shift+R)を試しましょう。
また、DevToolsの「Elements」でどのCSSが適用されているか確認すると原因が見つかります。
③ JavaScriptが動かない
ハンバーガーメニューやスライダーが動かないこともよくあります。
原因
・jQueryの読み込み忘れ
・読み込み順
・JavaScriptエラー
・クラス名の間違い
解決方法
まずConsoleを確認しましょう。
エラーメッセージには、多くの場合ヒントが書かれています。
④ パーマリンクで404になる
カスタム投稿を作成したときによく起こります。
原因
rewrite設定
パーマリンク更新忘れ
public設定
解決方法
管理画面
設定
↓
パーマリンク
↓
変更せず保存
これだけで改善するケースが非常に多いです。
⑤ カスタム投稿が表示されない
WP_Queryを書いても記事が表示されない。
原因
post_type名の間違い
公開状態
query条件
チェックポイント
・post_type
・post_status
・posts_per_page
・tax_query
・meta_query
を確認しましょう。
⑥ アイキャッチ画像が表示されない
意外と多いミスです。
原因
add_theme_support('post-thumbnails');
を書いていない。
または
has_post_thumbnail()
を確認していない。
⑦ Contact Form 7の送信エラー
実務では非常によく相談されます。
原因
SMTP未設定
メールサーバー設定
プラグイン競合
送信元メールアドレス
対策
SMTPプラグイン導入が最も確実です。
⑧ メールは届くが内容が空
これも現場ではよくあります。
原因
メールタグ名のミス
フォーム名変更
メールテンプレート更新忘れ
フォーム側とメール側を見比べるだけで解決するケースが多いです。
⑨ プラグイン競合
更新後に突然不具合が起きることがあります。
原因
プラグイン同士
テーマとの競合
対策
一つずつ停止して確認します。
原因特定は消去法が一番早いです。
⑩ PHPバージョン違い
ローカルでは動くのに本番では動かない。
原因
PHP7
PHP8
仕様変更
対策
サーバーのPHPバージョンを確認します。
⑪ ACFが取得できない
Advanced Custom Fieldsを使っている案件では頻繁にあります。
原因
フィールド名ミス
投稿ID違い
ループ外
確認方法
var_dump(get_field('field_name'));
まず中身を確認しましょう。
⑫ WP_Query後に表示がおかしい
原因
wp_reset_postdata()
を書いていない。
最後に
wp_reset_postdata();
を忘れないようにしましょう。
⑬ 画像サイズがおかしい
画像がぼやける。
大きすぎる。
原因
thumbnail
medium
large
フルサイズ
使い分けを理解していない。
⑭ REST APIが取得できない
最近増えてきました。
原因
セキュリティプラグイン
CORS
認証
REST制限
⑮ 管理画面に入れない
原因
パスワード
プラグイン
PHPエラー
容量不足
サーバーエラーログも確認しましょう。
⑯ 更新するとレイアウト崩れ
原因
テーマ更新
プラグイン更新
CSS変更
バックアップを取る習慣が大切です。
⑰ サイトが遅い
原因
画像容量
プラグイン
キャッシュ不足
JavaScript読み込み
まずPageSpeed Insightsで確認しましょう。
⑱ セキュリティ対策不足
WordPressは狙われやすいCMSです。
最低限、
・ログインURL変更
・reCAPTCHA
・バックアップ
・自動更新
は設定しておきましょう。
AI時代はトラブル解決も早くなる
今はChatGPTがあります。
エラー内容を貼るだけで、
原因を一緒に考えてくれます。
コードレビューもできます。
初心者ほどAIを活用するメリットは大きいでしょう。
でもAIだけでは解決できない
AIは便利です。
しかし、
サーバー設定。
DNS。
SSL。
メールサーバー。
実際の環境はAIには見えません。
だから、
基本知識は今でも重要です。
現場で本当に大切な力
WordPress案件では、
コードを書く力より、
原因を探す力が重要になります。
エラーを見る。
ログを見る。
Consoleを見る。
Networkを見る。
一つずつ確認する。
この力が、
実務では最も評価されます。
今日からできること
もしWordPressを学習しているなら、
今日から
「エラーが出たら検索する前に原因を予想する」
習慣をつけてください。
この考え方だけでも、
成長スピードは大きく変わります。
まとめ
WordPress案件では、
多くのトラブルが起こります。
しかし、
慌てる必要はありません。
多くは原因が決まっています。
- PHPエラー
- CSSキャッシュ
- JavaScriptエラー
- パーマリンク設定
- WP_Query
- Contact Form 7
- ACF
- プラグイン競合
- PHPバージョン
- キャッシュ
これらを理解しておくだけでも、
実務対応力は大きく向上します。
AI時代になり、コードを書くことは以前より簡単になりました。
しかし、
「なぜ動かないのか」を考えられる人の価値は、これからさらに高まります。
エラーを怖がらず、一つずつ原因を切り分けていく。
その積み重ねこそが、WordPress案件で信頼されるWeb制作者への近道です。
現場では、トラブルが起きない人よりも、トラブルを冷静に解決できる人が評価されます。
ぜひ今回紹介した内容を参考に、実務で役立つ知識として活用してください。