ブログ
公開日
アクセスページは地図だけで十分?初めて来る人が迷わない案内の作り方
「近くまで来たのですが、入口が分かりません」
会社や店舗への来訪者から、そんな連絡を受けることはありませんか。
住所と地図を掲載していても、建物のどこから入り、どこで受付をするかまでは伝わっていない場合があります。
アクセスページは、場所を示すだけでなく、初めて来る人が到着するまでに必要な情報を確認するページです。
地図を増やす前に、どこで迷うかを整理しましょう。
この記事では、小さな会社や店舗のサイト担当者に向けて、アクセス案内へ載せたい内容と確認手順を紹介します。
例は架空で、特定施設の実際の案内ではありません。
来る人と、到着までの行動を考える
まず、誰が何のために来るかを考えます。
打ち合わせの相手、商品を受け取る人、採用面接の応募者では、向かう場所や受付方法が違うかもしれません。
登記上の所在地と、来訪を受け付ける事務所が異なる場合もあります。
ページに住所を一つ載せる前に、そこへ来てよいのか、事前予約が必要か、目的別の入口があるかを確認します。
次に、来訪者の行動を「出発前」「周辺へ到着」「入口から受付」の順に分けます。
各段階の疑問へ答えると、必要な案内が見えてきます。
住所は、建物名・階・受付場所まで確かめる
住所には、実際に来訪を受け付ける場所を正確に記載します。
建物名や階数、部屋番号が必要なら省略しません。
同じ建物の別の入口、同じ名前の別拠点へ向かわないかも確認します。
拠点が複数あるなら、支店名や対応する用件を近くへ置きます。
地図の表示位置と住所が一致しているかも見ます。
住所の文字が正しくても、地図では別の場所を指している可能性があります。
地図の中心だけでなく、目的地として示される場所まで確認しましょう。
一般向けに公開しない場所や、来訪を受け付けない拠点は、公開範囲を担当者と相談します。
住所を掲載することと、自由に訪問できることを混同させない案内が必要です。
交通手段ごとに、必要な情報を選ぶ
すべての交通手段を詳しく説明する必要はありません。
実際の来訪方法や、繰り返し聞かれることから優先します。
| 来訪方法 | 確認したい案内 |
|---|---|
| 電車・徒歩 | 駅名、出口、進む方向、途中の目印 |
| バス | 利用する停留所、降りてからの経路 |
| 車 | 入れる道路、駐車場所、利用条件 |
| 自転車 | 駐輪できる場所と、その条件 |
| 段差等が気になる場合 | 分かっている設備・経路と、事前の相談先 |
徒歩時間を載せる場合は、どの地点からの目安かを示します。
道順や所要時間をAIの出力だけで決めず、担当者が現地や確認できる資料と照合します。
駐車場がある場合も、専用か、予約が必要か、台数や車両条件に制約があるかを確認します。
近隣の有料駐車場を紹介するなら、自社の駐車場と区別し、
料金や空き状況を保証する書き方にしないようにします。
地図で分からない「最後の一歩」を補う
建物に着いてから迷う場所こそ、文章や写真で補いたいところです。
道路側に入口が二つある。受付は二階にある。到着したらインターホンを押す。
こうした情報は、建物の位置だけでは伝わりません。
入口の写真には、どの部分を見るかが分かる説明を添えます。
遠景だけでなく、看板や入口の特徴など、実際の判断に使える素材があるかを検討します。
写真が古く、看板や入口が変わっていないかも確認します。
素材の掲載可否や、人物・非公開情報の写り込みも確認します。
目印として他の店舗等を使う場合は、変化する可能性を考えます。
目印一つに頼らず、住所や曲がる場所の説明と組み合わせましょう。
設備は、確認できた事実を具体的に書く
段差、エレベーター、通路、利用できる入口など、来訪前に知りたいことは人によって異なります。
一部の設備があることだけで、「誰でも問題なく来られます」と一括りにしないようにします。
確認できた設備や経路を具体的に示し、分からない点を事前に相談できる窓口を置きます。
写真や図を使う場合も、すべての状況が分かるとは限りません。
必要な確認を受け付けられる担当者と、連絡方法を決めておきましょう。
設備の状況を確認していないなら、推測で案内せず、現地の担当者へ確認する項目として残します。
掲載内容をまとめるひな型
来訪先:[拠点名、目的別の案内]
所在地:[住所、建物名、階、部屋番号]
来訪条件:[予約の要否、対応する時間等]
主な来訪方法:[駅・出口・経路・目印等]
建物到着後:[入口、受付、呼び出し方法]
車・自転車:[場所、利用条件、事前確認先]
設備・経路の相談:[確認できている内容、窓口]
困ったとき:[来訪者が利用できる連絡先]
情報確認日と担当:[社内管理用]
すべてをページへ同じ重さで並べる必要はありません。
住所と主要な案内を先に置き、詳しい説明へ進める構成を考えます。
予約が必要なら、ページの最後まで読まないと分からない位置に隠さず、
出発前に確認できる場所へ記載しましょう。
公開前は、スマートフォンで道筋を追う
担当者が知っている場所でも、初めて見る人のつもりで確認します。
- 来訪先の拠点と住所が一致しているか
- 地図の目的地と、実際の入口の関係が分かるか
- 建物名・階・受付方法が分かるか
- 予約や駐車場の条件が実際の運用と合っているか
- スマートフォンで住所や連絡先を見つけられるか
- 写真や目印が現在の状態と合っているか
- 問い合わせ窓口が、来訪時の相談へ対応できるか
地図を使わない場合にも住所や文章の案内を確認できるか、案内リンクの行き先が正しいかも見ます。
可能なら、事情を知らない人へページを見てもらい、迷う箇所を聞きます。
更新のきっかけも決めておく
移転や営業時間の変更だけでなく、入口、受付手順、看板、駐車場所が変わったときにも見直します。
サイト内の会社概要、予約案内、PDFなど、同じ情報を載せた場所も確認します。
別の媒体で案内している場合は、その管理担当と変更内容を共有しましょう。
アクセスページの目標は、地図を載せておくことだけではありません。
来る人が、出発前から受付までの流れを確認できることです。
まずは、最近聞かれた道順の質問を一つ、ページで解消できないか考えてみてください。
自社サイトの案内を見直したい方は、株式会社REPRESENTのホームページ制作をご覧ください。
必要な情報と更新範囲を整理するところから相談できます。